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手ぬぐい / ARAMAKI
鮭箱に印刷されている鮭の種類や産地、等級、水産加工会社の屋号などを規則的に並べた鮭柄の手ぬぐいです。
2019年に旭川で行った『ARAMAKI展』のポスターのグラフィックをもとに生まれた一枚。会場だったデザイン事務所『カギカッコ』さんとのコラボレーションで生まれました。
実際に鮭箱に印刷されるときの色やかすれ具合にこだわった4色刷り。ぜひ、この風合いを日常のなかでお楽しみください。
サイズ|約100cm×35cm
素材|綿100%
・ARAMAKIとは、
ARAMAKIは、北海道のお歳暮の定番、新巻鮭の木箱に惚れ込んだ宮大工から生まれた新しいプロダクトです。
鮭箱は重ねて運ばれ、保管されることが多いため、水揚げされた産地、鮭の種類、漁法、重量、選別方法、水産加工会社の屋号などの情報が一目でわかるように印刷されています。
鮭箱そのものだけでなく、こうした輪転機の版を使ったデザインが特徴です。
宮大工には、「木材を大事にする」「使い切る」「適材適所」という教えがあります。
この鮭箱含め、水産業で使用される木箱という素材の価値を見直し、活用することで「適所」を探し続けています。
様々製造しているプロダクトの中での楽器づくりでは、これまで使用することのなかった北海道産マツ材の潜在能力を探り、その特性に寄り添うことで、新しい音の響きが生まれました。
また、くにをの鮭キムチ株式会社と共に「くにをの鮭キムチ」シリーズを設置する為の店舗用の什器を、共通理念の元に開発したり、店舗、飲食店の店内デザイン等、様々な幅広い展開を行なっています。
活動を続けるなかで、木箱メーカーや製材所、水産加工会社を訪ね、木製の箱が発泡スチロールに取って代わられていく状況や、鮭の漁獲高の減少など、漁業や林業、流通業の現状を知りました。
そこで、製造ラインを見直し、製造会社と一緒に製品を開発したり、第一次産業のこれからについて考える場づくりを行っています。
新巻からARAMAKIへ。新巻鮭を取り巻く食文化そのものをものづくりに反映し、日々の暮らしのなかから新しい豊かさを育てることを目指しています。